\日本語教師をめざすすべての方に/「NAFL日本語教師養成プログラム」
みなさんこんにちは。5年の韓国生活を経て現在北京在住の(@junko_soonja)です。
InstagramのDMに届くご質問の中に、
韓国で日本語教師になるにはどうしたらいいですか?
というものがあります。
今回は韓国で日本語教師になるために必要なものについてご紹介します。
韓国で日本語教師にるために必要不可欠なもの
韓国で日本語教師になるには、クリアしなければならない一定のハードルがあります。
そのハードルを越えられなければ、日本語教師として収入を得ながら生活することはできません。
そのハードルとは、ずばり学歴です。
韓国は日本人が想像する以上に「超・学歴社会」である
メディアなどで一度は目にしたことがあると思いますが、韓国が学歴社会というのは…
ホントウです。
これは私たち日本人が想像するような生ぬるいものではありません。
「学歴至上主義」たるものが社会を支配していて、もしやこれは韓国人の国民性の一つなのではないのか?と思ってしまうほど。
結婚や就職など人生の一大事だけにはとどまらず、友人関係や恋愛関係にも大きく影響してきます。
この「学歴」が外国人にも該当してくるのがビザの問題です。
外国人のビザと韓国の学歴至上主義社会の相互関係
韓国で日本語教師になる場合、所属する学校や企業を通してE2 ビザという、外国人会話講師専用のビザを取得します。
このビザを発行してもらうためには、講師を教育庁に登録しなければなりません。
教育庁に登録するには「学士」の学位が必須なのです。
日本で学士の学位を得るには、一般的には4年制大学を卒業しなければなりません。
つまり韓国で日本語教師になりたい方は、420時間の日本語教師養成講座の修了証よりも、なによりもまず先に大学卒業の資格を得なければならないのです。
いくら雇い先の語学院や学校が
「あなたは優秀な講師だからぜひ採用するわ」
と言っても、教育庁から許可が下りなければビザの申請すらできないのです。
韓国以外の国ではどうなの?
台湾は語学院への就職の場合は、短大卒でもビザを発行してもらえると聞いたことがあります。
中国は・・・韓国のさらに上を行く学歴社会です(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
大学で教える場合は修士以上の学位が求められてきています。
中国も以前はそれほど厳しくなかったらしいのですが、ここ数年変化があったそうです。
海外で日本語教師になる場合、学士の学位所持は絶対条件とも言えるかもしれません。
420時間の修了証はなくてもいい
昨今、話題の不買運動や、終わらない日韓の確執のせいか、ここ数年韓国の語学院は日本人講師を採用するのが難しくなっているそう。
募集を出しても集まらない、雇ってもすぐ辞めてしまうなどの理由から、最近は採用のハードルが下がっているようです。
私が就職した2015年は、学院の採用条件の中に①学士の学位 ②420時間の終了証 、この二つがセットでしたが、今は①さえクリアすれば②は免除してもらえる場合もあるようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
大変そうだなぁ…と思った方。
逆を返せば大卒の資格さえあれば誰でも日本語教師になれる資格があるということです。
今、学士の学位がなくても通信制大学で学びながら取得することも可能です。
かく言う私も、通信制大学院の修士課程で学位取得を目指して奮闘しています。
この記事が韓国で日本語教師になりたいと思っているみなさんに少しでもお役に立てればと思います!
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