みなさんこんにちは!
5年の韓国生活を経て現在北京在住の(@junko_soonja)です。
韓国で日本語教師になりたいと思っていたかつての私。
日本語教師養成講座に通いながら、常に不安に思っていたことは
’’ちゃんと就職できるのかなぁ…’’ でした。
経験したから言えることですが、今韓国で日本語教師になりたいあなたに言えることは
大丈夫、必ずできます!です。
今回は私の体験談を元に就職の具体的な方法についてシェアしていきます。
履歴書送付から面接と模擬授業、採用までの流れをまとめてみました☺︎
- 韓国就職で最も大事な書類(超重要!)
- 採用担当者との連絡は迅速に
- 面接時の服装 リクルートスーツは❌
- 模擬授業の最重要ポイントは授業の雰囲気
- 面接は自己主張する場
- まとめ 韓国での就職活動はスピードが命!
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韓国就職で最も大事な書類(超重要!)
韓国での就活で最も重要な書類は、履歴書ではありません。
ズバリ!自己PR文と志望動機文です。
自己PR文は必要書類に含まれてないけど…
私が就職した際も、学院からは催促されませんでした。
ですが、韓国人が韓国で就職するときに最も力を入れて作成する書類が自己PR文と志望動機文なのです。
どんなことを書けばいいんだろう?
大事なのは面接官(書類審査する人)の心に残る文章を書くことです。
何十通もの履歴書の中で、目に留めてもらうには
読み手を感動させる!!ことが大事です。
私が就職した時は課題として「韓国で日本語教師」というテーマの小論文が出ました。
この小論文を自己PR文と化して作成し、志望動機も付け加えました。
面接の最中も小論文に書いた内容で面接官と話が盛り上がったよ
採用担当者との連絡は迅速に
韓国人は基本、待つのが苦手です。
いつでもどこでもパリパリ빨리 빨리(早く早く〜)
メールの確認はこまめにして、連絡が来たらすぐに返信しましょう。
何故なら、メールをちゃんと確認していなかった私は返信までに1日半ほどかかってしまい、
辞退するのかと思った
と言われてしまったのです・・・。
大手の学院はもたもたしていたらその席を誰かに奪われてしまうかもしれません。
採用担当者とのやりとりが始まったら迅速に対応することを心がけましょう。
面接時の服装 リクルートスーツは❌
韓国の職場、特に語学系の職場はとてもとても華やか
女性講師たちの服装は、まるで結婚式に参列するゲスト並みの華やかさ。
リクルートスーツでの面接はお勧めできません。
私も当時はよくわからなかったので、インスタで知り合ったその学院に勤めている先生に服装をチェックしてもらい
ミントグリーンのAラインワンピ + 紺のノーカラージャケット
日本の常識は捨てて、華のある格好で挑みました。
韓国人は見た目の清潔さや身だしなみに日本人以上に気を遣っている印象を受けます。
面接時は服装だけではなく、ヘアスタイル、爪、立ち振る舞いなどにも注意を促しましょう。
模擬授業の最重要ポイントは授業の雰囲気
私の場合は、面接よりも模擬授業が先でした。
実際に授業が行われている教室に採用担当者が生徒役で二人、三脚付きのビデオカメラで撮影しながら10分ほど授業をするという感じでした。
ホワイトボードはマグネットが付かないので注意!
韓国の学院で使われているホワイトボードは表面がガラスになっていて、マグネットがつけられません。
教材はUSBに入れてプロジェクターで映し出せるようにして持って行った方がいいです。
というか紙の教材を持ってくるのは日本人くらいなもの。
教室にはプロジェクターやパソコンを接続できるUSBジャックもついてるので、パワーポイントやPDFも使えます。
そして模擬授業は教授法などよりも、その先生の雰囲気や声のトーンに注目しているため授業に一生懸命になりすぎず楽しい授業の雰囲気を作り、笑顔で挑めば大丈夫です。
面接は自己主張する場
面接はオール日本語で行われ時間は20分くらいだったと記憶しています。
最後に質問はあるのかと聞かれたとき、二つのことを必死で伝えました。
”養成講座時代からずっと○○○で日本語を教えることだけを目標に頑張ってきた”こと
”どうしても○○○で働きたい、○○○じゃなきゃダメ”だということ。
ちょっと強引ですが、謙遜よりも主張が評価される韓国社会。
ここで意思表示しなければ後悔すると思い、自分の思いを120%ぶつけた結果
その場で採用。
面接から1時間後には契約書にサインを交わし、帰国後すぐにビザの準備に取り掛かりました。
まとめ 韓国での就職活動はスピードが命!
この記事で書いた全行程にかかった日数はなんと2週間!
履歴書の送付から、担当者とのやりとり、渡韓して面接、採用までの全行程は14日間でした。
今でも忘れられないとても印象的だったこと。
履歴書を送った二日後に担当者から連絡が来たとき
「今週の木曜日ソウルに来られますか?」と言われたことです。
チャンスは貯金できません。
待ちに待った夢を掴むために、即答で「行きます」と言ったあの時の自分。
あのとき、韓国では何事も早く早く〜を身をもって経験できたことが、その後の韓国生活の助けになったのだと思っています。
この記事が韓国で日本語教師として就職したいみなさんのお役に立てれば幸いです。
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