みなさんこんにちは!5年の韓国生活を経て現在北京在住の(@junko_soonja)です。
韓国と中国で日本語教師をしてみて感じる日本語教師養成講座の重要性についてまとめていきたいと思います。
- 韓国で就職する場合は必要ないの?
- 国内問わず就職の斡旋がある
- 養成講座でだけ得られる情報と人脈
- 就職の準備【養成講座の再受講制度を利用】
- 応募から合格まで
- 日本語教師として必要なもの全てが得られる養成講座
韓国で就職する場合は必要ないの?
以前の記事で韓国で日本語教師になるために越えなければならないハードルについてお話ししました。
正直、今の韓国の現状としては語学スクール(以下:学院)なら、420時間の修了証がなくても最低条件である「学士」の学位があれば就職は可能かもしれません。
今後も継続して日本語教師として生計を立てていきたいという方は、できる限り日本語教師養成講座は受講しておいたほうがいいと思います。
大学や大学院で日本語教育が専攻だった方は別として、私のように全く日本語とは違う専攻でやってきたという方には、養成講座で学ぶメリットがあります。
国内問わず就職の斡旋がある
大学で日本語教育が専攻だった場合は、大学同士の提携で先生をトレードするという形で就職できたりします。
担当教授から声がかかったなんて話もよく聞きます。
専攻が日本語教育じゃなかった場合はそんな伝手はほとんどありません。
私が韓国にある大手の学院に就職することができたのも、通っていた養成講座の校長先生のおかげです。
就職する前に私が持っていた日本語教師のイメージはすごく大変そう。
どうせ大変なんだからどこに就職しても同じでしょ
と思っていましたが、養成講座に入ってすぐに考えが180度変わりました。
実際に何人もの受講生を韓国に送った校長先生から、学院はピンからキリまであるという話を聞いたからです。
実際に現役で韓国で働く先輩方の生の声も聞くことができました。
養成講座でだけ得られる情報と人脈
就職の際は韓国で全国展開されている大手2社に絞りました。
中でも待遇面と実際に就職した養成講座の卒業生たちの定着率などをもとに、目標を1校に定めて受講中から就職対策を開始。
実際に韓国で就職した先輩方が残してくれた就職の際の手順、重要な情報が詰まったファイルがあります。
そこには面接の詳しい様子や、学院側が求めている先生像…具体的にどんな講師を求めているのか、など書かれていました。このような情報はネットでは入手しにくく、これだけでも養成講座に通う価値があると思います。
就職の準備【養成講座の再受講制度を利用】
養成講座の修了の時期と希望する職場の募集が出る時期が合うとは限りません。
私の場合も講座修了時には、目標としていた学院からの募集はありませんでした。
修了後すぐに就職しない場合学んだことも忘れてしまいそう・・・
こんな心配も不要。
募集が出る時を待ちながら、再受講制度という制度を利用して外国人の留学生の前で授業をする「実習」に参加しながら、ただひたすら募集が出ることを信じて待ちました。
\日本語教師をめざすすべての方に/「NAFL日本語教師養成プログラム」
応募から合格まで
待てど暮らせど募集は出ない。
しびれを切らして韓国で3番手くらいの規模の学院にEmailで履歴書を出してみました。
とんとん拍子で面接の日程が決まり、養成講座の校長先生から「せっかく韓国まで面接に行くんだから、もう一校くらい受けておいで」と、もともと私が希望していた大手学院の採用担当者のメールアドレスを頂き、ダメもとで送ったところ…
すぐに面接をしていただけることになり、希望通りの学院に就職することができました。
日本語教師として必要なもの全てが得られる養成講座
養成講座では日本語教師としての知識を身に付けることだけではありません。
日本語教師の繋がり、就職の斡旋や就職対策まできめ細かく面倒を見てもらえます。
養成講座を修了して、国内あるいは海外で日本語教師としてスタートを切る修了生たちは、誰でも最初は新米の日本語教師。
学生からの質問にうまく答えられなかったり、経験不足がゆえに答えにたどり着かないこともあります。
そんなときに頼れるのが養成講座時代にお世話になった日本語教師を育てる先生方です。受講が修了して5年過ぎた今も帰国時には顔を見せに行ったり、中国で就職する際にも相談に乗ってもらったりと、何かとお世話になるばかりです。
養成講座で出会った日本語教師を目指しているクラスメイト達は、ほとんどが第二の人生を切り開こうと挑戦している人たちでした。
様々なバックグラウンドを持つクラスメイトとは年齢を超えて仲良くなれました。
養成講座で出会った友人は日本語教師になった今でも宝物です。
\日本語教師をめざすすべての方に/「NAFL日本語教師養成プログラム」
日本語教師になりたい!というみなさん。
ぜひ養成講座でしっかり学んでみることをお勧めします。^―^