ソウル→北京 ✈︎

北京在住の日中夫婦 🪴🦔🧶

韓国で日本語教師【お給料と待遇】

f:id:pinkyjun:20211030170419j:plain

  みなさんこんにちは!

5年の韓国生活を経て現在北京在住の(@junko_soonja)です。

今日は韓国で日本語教師をしていたときの給料と待遇について詳し~く書いていきたいと思います。

\日本語教師をめざすすべての方に/「NAFL日本語教師養成プログラム」

企業化された学院がベスト

日本語教師のイメージって、「薄給」「仕事がきつい」「準備が大変」などなど、マイナスのものが多いですよね。

私自身も日本語教師として実際にお給料をもらって仕事を始める前は、ネガティブなことばかり考えていました。特に韓国で日本語教師となると、待遇や働く環境は更に悪いんじゃないかと。

そこで実際に韓国で日本語教師をしてみて身をもって感じていることの一つ、

韓国で日本語教師をするなら個人経営の学院ではなく、企業化された学院に就職するべし!!です。

\日本語教師をめざすすべての方に/「NAFL日本語教師養成プログラム」

授業の準備は最初の三カ月だけ

日本で日本語教師としての経験がなかったため、入社してから3カ月は経験を積むためにも土曜日にも授業をしていました。

 

【入社3か月までのスケジュール】

平日

  6時50分~12時55分  50分 × 5コマ

  18時30分~21時20分  50分 × 3コマ

土曜日

  10時~12時50分 50分 ×3

 

このスケジュールで3つのレベルのクラスを担当。

 

入社から3カ月はかなりハードなスケジュールで授業をしていました。これに授業の準備もあったので、空き時間にもパソコンに向かってカチャカチャしていたのを覚えています。

でも私が授業の準備をしたのはこの最初の3か月間だけです。

 

スケジュール的に3か月で1冊の教科書が終わるようになっていたので、実質3か月ですべての授業の授業準備が終わったことになります。

私はこの3か月で入念に作成したプリントを退職するまで使いました。

途中、詳しい資料などを作成して追加することもありましたが、大変な授業準備は3か月で終了。

実際のお給料公開

【2015年 10月 給料】

額面:約W2,600,000

手取り約W2,400,000

 

上記のような感じで、スケジュールをこなし一か月分の給料は24万円ほどでした。

平日は時給で給料をもらいますが、土曜日は登録する学生の割合で給料が出ます。

 

入社から3ヶ月過ぎると月・水・金は夜の授業が削られ、お昼の授業が終われば退勤できるようになりました。

週に3回、昼の1時に退勤できる!半休が週3であるような感じがして、自由な時間が増えたことで気持ちの余裕が出てきたのもこのころです。

\日本語教師をめざすすべての方に/「NAFL日本語教師養成プログラム」

 

空き時間に個人レッスンで副収入

自由な時間が増えたのはいいのですが、収入が少し減ってしまいました。

【2016年 1月 給料】

額面:W2,400,000

手取りW2,200,000

 

これでも十分に生活していくことはできますが、空いてる時間を有効に使える方法はないかと考えていたところに、学生さんを通じて個人授業の依頼をいただきました。

授業料の相場がわからなかったので、適当に言った額が、週一回 100分 5万ウォン。

これは後からわかったことですが、相場からするとかなり安い金額でした…とほほ。

この教訓を生かして、これ以降は70分 5万ウォンで引き受けるようになりました。

 

本当にありがたいことに、退職するまで毎月 平均4人 の学生の個人レッスンをしていました。授業料は学生によって多少の差はありましたが、個人授業だけで150万ウォンほどの収入ができたので、学院からもらうお給料と合わせると月の収入は手取りで約【350万ウォン】くらいになりました。

\日本語教師をめざすすべての方に/「NAFL日本語教師養成プログラム」

企業化された学院は待遇がいい

学院からは1年に1度ボーナスもあります!

1年間の月給平均額から税金を差し引いた額(だいたい180万ウォン)と、1年に一度契約を更新するため、退職金として(だいたい180万ウォン)+休暇費用85万ウォン 1年に1回、計450万ウォンをお給料とは別にボーナス的な感覚で頂いていました。

日本語教師ってボーナスがないイメージがあったので、これは驚きました。

契約の内容は1年ごとに変更があったりもしましたが、悪い方に変わることはありません。

公式サイト【スタイルコリアン・Style Korean】

 

ボーナス以外にも企業化された学院のいいところ、それは休暇があるところです。

1年に一回、1か月のバケーションがもらえます。

学院は1か月のうち平日20日間と授業の日数が決められています。

平日に20日授業をして、日にちがあまると「ノークラスデ-」といって平日のお休みがありました。

ノークラスデ-と土日を合わせて5日間くらいの連休が年2回か3回ほどあり、これに旧正月(ソルラル)の連休とお盆(チュソク)の連休をカウントしても、連休は年に5回ほどしかありません。

長期の旅行にも行きたいし、少し長めに日本に帰国したい…そんなときはこのバケーションの制度を使うことができます。

海外にいても日本の家族と過ごす時間が持てる

1か月のバケーションはリフレッシュ期間となり、2週間くらい休むとだんだん授業がしたくなってきます。

休暇4週目には気合を入れて授業の副教材なんかを作ったり、毎日の繰り返しでたるんでいた気持ちを改めて立て直す時間にもなりました。

それに日本にいる家族とゆっくり過ごす時間も取れたので、「長めに帰国できる」というのがやっぱり一番うれしかったことです。

これは個人の学院で働いていたら絶対にない制度なので、企業化された学院をお勧めしたい一番の理由です。

\日本語教師をめざすすべての方に/「NAFL日本語教師養成プログラム」

お給料も待遇面も大満足

以上のことから、韓国で日本語教師として働いていた約5年間は、余裕のあるスケジュール、貯金ができるくらいのお給料、長期の休暇、学院からの万全なサポートなど、望むものが全て揃っていました。

せっかく韓国に住んでいるんだから、楽しむ時間も持ちたい、旅行だってしたい、欲しいものだって買いたいですよね。

もし韓国で日本語教師になりたい方は絶対絶対!!!企業化された学院へ就職することをお勧めします^-^

 

\日本語教師をめざすすべての方に/「NAFL日本語教師養成プログラム」