みなさんこんにちは。5年の韓国生活を経て、現在北京在住の(@junko_soonja)です。
今回はチョンセの自動更新についての話をみなさんとシェアしたいと思います。
韓国特有の家賃システム「チョンセ」は高額な保証金さえ払えば、実質家賃ゼロで暮らすことができます。
↓韓国の賃貸システムについてはこちらの記事をご参考ください。
チョンセって一体なに?
韓国の賃貸契約のシステムは大きく分けてチョンセとウォルセがあります。ウォルセは日本の家賃と同じ。一定の額を毎月家主に支払うシステム。
一方のチョンセとは大きな金額の保証金を家主に預ける代わりに、月々の家賃はありません。
補償金だけで住めるなら大家さんはどうやって利益を出すの?
家主は借主から預かった保証金を元手に投資をしたり運用してお金を増やします。
①ローンが残った状態の家を借りる
②家主に借金がある場合
賃貸契約を交わす際、必ず注意しなければならないのが以上の2点です。
さすがIT大国。家主の金銭情報はネットで確認することができます。
今の時代は借金のないクリーンな大家を探すことは難しいとされているようですが、探せば必ずいます。
チョンセ契約をするなら必ずクリーンな大家さんの家にしましょう。
契約更新も慎重に!
私が契約した家主は物件を複数所有しているのに借金もなく比較的安全な方でした。
最初の契約は2年。1億ウォン(1000万円)の保証金を預けました。
2年後の契約満了時、引っ越す場合は預けた保証金を受け取り退去します。
私は引っ越したくなかったので、契約更新をしました。
更新料とか新たに発生する支払いはないの?
契約更新は保証金を上乗せして預けなければなりません。
家主から3000万ウォンを要求されましたが、知人の韓国人によるアドバイスに従い「まけてください🙏」とお願いしたところ、
意外とあっさり1000万ウォン値引きしてくれたので追加のチョンセ金「2000万ウォン」で再契約することができました。
さすが韓国。何事も交渉あるのみです。
更新の通知を待つべし!
更新から2年経とうとしていた時、すでに韓国に来て4年になっていました。
家の更新どうしようかなぁ・・・
と悩んでいたころ、不動産デベロッパーをしている学生さんからある重要な話を耳にしました。
この事実を知ったときは、すでに契約満了日の1週間前。
この1週間が静かに過ぎれば、更新料なしで一年暮らすことができる!
1週間が過ぎた頃、オフィステルの管理事務所に行ってこの事実を伝え、家主とも新たに更新料なしの契約書を交わし、晴れて自動更新となりました。
学生さんの話によると、この法律を知らない韓国人も多く、契約が切れる前に自ら大家に連絡をしてしまう人も多いそうです。(1回目の更新の時の私も)
退去する場合も3ヶ月前に申し出るべし
賃貸契約者が退去する場合は3ヶ月前に家主に申し出る必要があります。
韓国では契約満了日前に退去する場合、なんと次の入居者を借主が探さなければなりません。
自動更新の場合は静かに契約満了日を待ち、更新しない場合は3ヶ月前に申し出ましょう。
まとめ
韓国で家を借りる難易度はそんなに高くありません。
しかし不動産関連の詐欺は韓国人でも珍しくないのに、外国人の私たちが周到に注意しなければならないのは言わずもがなです。
少しでも安全な過程で家探しをするためには、やはり現地の韓国人を頼るのが一番かもしれません。
大きな額が動くチョンセ契約は尚更ですよね。
この記事がどなたかのお役に立てれば幸いです☺︎
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